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健康と人の寿命について

 

久しぶりのはてなブログ更新になります。

最近は本業やライターの仕事、別のブログ記事の更新に追われていて

すっかりはてなブログの更新がおろそかになっていました。

 

新年のはじめという事もあり、気を引き締めなおして、

はてなの更新も行っていきたいと思います。

 

今回のテーマは「健康と人の寿命について」です。

世界トップクラスの長寿国「日本」女性は世界一!

厚生労働省の調べでは、2022年の日本人の平均寿命は

男女ともに2年連続で前年を下回り、

男性が0・42歳短い81・05歳、

女性が0・49歳短い87・09歳だったそうです。

 

前年からの下がり幅は新型コロナウイルスの流行で

高齢者の死者が増えたことが影響したと考えられます。

 

海外の最新統計をもとにした国別の比較では、

女性は3年連続で世界1位、

男性はスイス、スウェーデン、オーストラリアに次いで4位で、

前年から順位を一つ落としています。

 

男性の平均寿命が順位を落とした経由については割合しますが、

日本人の平均寿命は世界的に見てもトップクラスなのは間違いないようです。

 

平均寿命の統計に隠れている医療と介護の存在

平均寿命については世界トップレベルなのはわかりました。

しかし、「健康」と重ね合わしたらどうでしょうか?

人は健康な状態で寿命を全うすることができるのでしょうか?

 

僕はもともと看護師で、精神科の病院で約10年程勤務してきました。

入院される患者さんは、高齢の認知症患者さんが多く、

自宅や施設では介護が難しいため,

やむなく入院となるパターンが多かったです。

 

行政が出した統計では現在65歳以上の約15%の方が認知症を有しており、

2025年にはこの数値が約20%まで上昇すると言われています。

 

認知症を発症した方が全員施設や病院に入るわけではないのですが、

重度化すると在宅では生活を継続するのが難しい場合が多々あります。

 

認知症と介護については過去記事もご参照ください

sedoxil.hatenablog.com

ターミナル期の患者さんもたくさん見てきました。

人生の終末を迎えるパターンは人それぞれです。

 

ターミナル期に入ってから半年以上寝たきりの状態だった人もいれば、

状態が安定していても、容体が急変して突然お亡くなりになる方もいます。

 

お医者さんでも人の命運を完璧に把握することは不可能なのです。

 

平均寿命=健康でいられる期間ではない

認知症だけが問題ではありません。

例えば脳梗塞を発症し、重度の身体麻痺等が後遺症として残り、

障害をかかえて生きていかなければならない場合もあります。

 

その他にうつ病などの気分障害や、内臓系の疾患等

健康寿命を阻害する要因は多岐に渡ります。

医療と介護

平均寿命と健康寿命の差があることに関しては、

医療と介護の関係性が深くあります。

 

人は、病気や身体的な要因で食事が摂取できなくなっても

鼻や口から特殊な管を通して栄養剤を直接胃に入れることで

栄養を摂取し生命維持することができます。

 

口から水が飲めなくても、血管からルートを入れて、

そこから水分や薬剤を点滴することが出来ます。

 

自発呼吸が難しい状態でも酸素を機械的に吸入することで

酸素を体内に取り入れることが出来ます。

 

極論ですが、人は自分の意思疎通が図れなくとも、

医療を介して、生命維持ができてしまうのです。

つまり、この「意思疎通が図れない」時期も

平均寿命としてカウントされます。

 

そして、認知症などで介護が必要となった状態でも、

介護保険を利用して介護サービスを受けることが出来ます。

もちろん、この期間も平均寿命にカウントされます。

 

健康で長生きするためには…

先程も書きましたが、人の命運はお医者さんでもわかりません。

ただ、一つ言えるのは、健康でいるための努力を行うことで

健康寿命を延ばすことは出来ます。

 

では、健康寿命を延ばすための取り組みを上げていきたいと思います。

運動

健康維持管理のトップは運動だという意見が最も多いいです。

厚生労働省が推奨している健康標語の中でもトップに入ります。

僕の経験からも、健康管理には運動は欠かせません。

 

人は足腰から弱り、徐々に寝たきりになっていきます。

個人差はありますが、ほとんどの方が足から弱っていきます。

人は歩行する能力が欠けたとたん、全身の力も弱まっていきます。

 

歩行するための力を維持することが健康に直結するといっても

過言ではありません。

食事

運動と並んで大切なのが食事です。

「人を良くする」と書いて「食」だと言われますが本当です。

 

何を食べたら良いというのではなく、全体のバランスが重要です。

食べすぎも良くないし、食べなすぎもダメです。

肉体の状態に応じた栄養の取り方も考えなければなりません。

人の消化能力や排せつ機能は加齢によって変化していきますので

自分の身体の状態に適した食事のとり方を考えなければいけません。

睡眠

こちらも大事。

人は寝ている間に成長ホルモン等を分泌して

身体の調子を整えてくれます。

 

また良質な睡眠をとることで脳内の記憶整理を行い、

認知症の予防にもつながると言われています。

さいごに

僕自身、普段から健康管理に気を使い、運動を習慣的に取り入れています。

…と言っても特別なトレーニングをしているわけではありません。

 

近所の公園を散歩したり、就寝前にストレッチをしたりする程度です。

しかし、そのおかげか心身の不調等はなく、今のところ元気でやっています。

 

どうせなら、健康な心と身体で長生きしましょう。

最後まで見てくださりありがとうございました。